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音を創るということ4(製作編)

■部品リスト
$1は110円で換算しています。
部品名 数量 単価 小計(円)
PIC18F27J53 1 270 270
PC900V 1 $0.266/10個 3
78N05 1 30 30
NJM2845           入手したのはリード付きだった
1
50 50
1N4148W 97 $0.75/100個 80
ロータリーエンコーダ  EC12E2420801 42
80
3360
ユニバーサル基板 片面115×150 1 814 814
スイッチ 6 80 480
抵抗入りTr DTD114EA  デジトラ10K-10K 4 10 40
XH3P ベースポスト 52 $2.09/100個 120
XH3P ハウジング 52 $0.61/50個 70
XH3P ピン 156 $0.92/100個 158
ICソケット 6P 1 15 15
ICソケット 28P 300mil 1 70 70
ピンヘッダー2P&ジャンパー 1 15 15
ピンヘッダー6P 1 20 20
電解コンデンサ 6.3V 22uF 1 10 10
電解コンデンサ 16V 100uF 1 10 10
電解コンデンサ 50V 10uF 1 10 10
積層セラミック 50V 0.1uF 4 15 60
SMD抵抗 220   EIAJで3216サイズ 5 $3.45/1250個 1.5
SMD抵抗 280  E96 系列なのでE12の270で可 1 $3.45/1250個 0.3
SMD抵抗 10K 11 $3.45/1250個 3.4
スズメッキ線  実測すると3m未満でした 1 250 250
ケース タカチ YM-200 1 1400 1400
DINソケット(メス)5P 3 60 180
電源プラグΦ2.1 1 60 60
つまみ(RE用) 42 $0.54/10個 250
DC9V 電源アダプター 1j
580
580
電線 AWG28 3色で各7m程度 3 630 1890
RE用六角ナット M9×0.75×2.5mm 42 571/50個 480
RE用ワッシャー 9×16×1.5mm 42 497/50個 418
    合計 11185.7



































●手持ちの部品を多数使用したので、リストの値段は秋月電子通商などの現在での価格を調査しました。
●SMD抵抗(コンデンサも)は詰め合わせパックで買うのがお得です。80種類×25個パックなどがあります。
keyword is SMD 1206 resistor kit assorted set Capacitor
●リストを見ると、アリババ(中国)から買うのがベストみたいですが、発注してから部品が到着するまで50〜60日かかる場合があると表示されています。つまり、時間を買うことに価値があるのかを見極めることです。
●RE用六角ナットとワッシャーはREの位置決めタブをケースに出さないためのものです。
●念の為にですが、つまみを紛失した時等のためにメンテナンス用部品も確保しています。

■基板
DSC_00019.JPGDSC_00020.JPG












片面ユニバーサル基板にXH3Pのベースポストを配置していきます。レイアウトは行で12個、列で4個となります。XH3Pからの電線が集中するので、各ベースポスト間は余裕を持って配置しました。でも、マイコン他の部品のスペースがなくなるのがこわいです。
マイコン、PC900Vは後々のメンテナンスを考えてICソケットを使用しました。
表面の画像に逆流防止のダイオードが見えません。実は裏側(蛇の目パターン面)にハンダ付けしています。ダイオードの電極間のピッチはカタログ値で3.7mmあります。一方、蛇の目パターンはランドも含めると4mm弱となりますので、蛇の目パターンにダイオードを載せるとちょうどよい寸法となります(下のイメージの感じ)。
面実装・手はんだイメージ1.png
ハンダ付けの際は、フラックスをはんだ面に塗り、爪楊枝で軽く押さえながらはんだ付けをします。

キーワードは、はけ付き フラックス
とはいえ、完成後にテスターで導通チェックをしたところ、5個もはんだ付け不良が発生していました。5/96の不良です。52083ppmの不良では製品としてはちょっとですね。
抵抗、コンデンサなら3216とか3225(もちろんmmサイズ)のチップサイズがちょうどよい大きさです
余談となりますが、チップ部品を扱うとき(特に1608サイズ以下)にピンセットでつまむことがあります。ところが、普通のピンセットではつまむ時にはじいてしまう事故が意外に多いのです。そんな時は、通常は閉じているピンセットを使いましょう。100均でも扱っているので見つけたら即ゲットです。
DSC_00022.JPGキーワードは、逆作用 ピンセット







■ケース加工
PIC_122711.JPGPIC_122817.JPG








何度もしつこいほど言いますが、REとスイッチの穴数は48個、それにMIDI端子が3個、電源アダプター穴が1個で、計52個もあります。これをハンドドリルで穴を開け、その後リーマで穴を拡げるという作業をするのは趣味の範囲を超えています。
そんな時にカインズホームの通販ページを見ていると、振動ドリルがお買い得品として1480円で売り出しているのを見つけました。恥ずかしながら、それまで、振動ドリルに電気ドリルの機能があるとは知らなかったのです。(決してカインズホームのまわし者ではありません。ただの電子工作員です。)

同じ頃、パーツ店で1520円のミニホールソーを見つけました。これらでREの9mmの穴はあっという間に開けることができました。
キーワードは、振動ドリル、ミニホールソー

MIDI端子(DIN5P)の穴径は14.8mm以上とあります。まず9mmの穴を開け、その後リーマーで穴を拡げました。これくらいなら体力を消耗するなんてことはないです。

ケースに部品を取り付けている時に大きな失敗に気づきました。なんと、スイッチとDIN 5Pが当たってしまうのです。あと5mmスイッチを下にずらしておけばよかった。

■電装
何度もしつこいほど言いますが、XH3Pが52個で電線は146本あります。カシメの工具は株式会社エンジニアのPA-21を使用します。1本につき2回かしめると、きれいな状態になるようです。これを続けて作業に慣れると、なんだか段々ハイな気分になっていくのです。これってcaulking highっていうのかな。

■つまみ
部品を集めるのに、REのつまみを探すのが一番苦労しました。リアルのパーツ屋さんや通販部品のサイトなど、「パネルを埋め尽くすような数のつまみ」に合うようなつまみがないのです(日本語むずかしい、探しきれていないだけ)。アリババで見つけようと決めました。つまみはGoogleの英訳でknobと出ています。これを出発点としてさまよった結果、なんとか見つけることができました。
keyword is 360 Degrees Rotary Encoder D Half Shaft Hole Caps Knob
物の名前がわからないとなかなか進めないです。〇〇レンズのアプリに期待。

正月は暖かだったです。気分は、「春なのにコスモスみたい」です(・・・・ちょっと違うな)。さぁ、冷たいビールで乾杯。


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